京都で屈指の紅葉スポットとされる東福寺はとても人気が高いため、紅葉シーズンの11月中旬~下旬は激混みです。
2018年は12月1日が土曜日だったので、我々はこの日に狙いを定めて東福寺へ行くことにしました。
12月になっても紅葉はまだ見頃なのか?混み具合はどうだったのか?レポートしたいと思います!
車&徒歩で東福寺へ
オススメの安い駐車場
紅葉シーズンは東福寺の駐車場は閉鎖されるため、近隣のコインパーキングを利用することになります。
今回は事前に狙っていたタイムズ東福寺駅前第2に無事駐車することができました。
▼オススメの安い駐車場についてはコチラ
※うまく空きがあるかは分からないので心配な方は公共交通機関を利用して観光されることをオススメします。
東福寺まで歩く
タイムズの駐車場から東福寺駅を通り過ぎ、東福寺まで向かいます。
その道中からさっそく紅葉が綺麗です。
思ったより混雑していませんでした。上の写真はお昼頃の時間帯です。
紅葉シーズンとされる11月中下旬は混雑がひどいため、朝一の8:30には東福寺に行くことをオススメされているWebサイトもたくさんあります。
12月になってしまえば、だいぶ空いています。
この看板が見えてくれば、もうすぐ東福寺です。
東福寺駅から徒歩10~15分くらいかと思います。
東福寺の見どころ
東福寺の見どころを順番にご紹介していきます。
臥雲橋は撮影禁止
東福寺への入口となるのが臥雲橋(がうんきょう)です。
臥雲橋からは後ほどご紹介する通天橋を眺めることができ、その間の紅葉も見事です。
しかしながら、この橋、2016年頃から撮影禁止となっています。
混雑しているところで撮影するのが危険というのが理由のようです。自撮り棒なんて使って写真を撮ろうものなら確かに危険ですからね・・・。
ということで当サイトでは写真はご紹介できませんでした。
12月上旬は多少空いているからか、みんな撮影してましたけどね。警備員さんも見て見ぬ振り。
本堂
臥雲橋を渡って日下門をくぐると本堂が見えます。
思った以上の大きさで圧倒されました。
写真のように本堂のまわりの紅葉も綺麗なのですが、何と言ってもメインは通天橋のあたりなので、この辺の紅葉を写真に撮っている人はいませんでした。
11月下旬の紅葉シーズンでは本堂のまわりですら大混雑ですが、12月に入るとこれくらいは空いている状態になります。
通天橋
上の写真で見える橋が通天橋(つうてんきょう)です。
通天橋も臥雲橋と同じく、2016年頃から撮影禁止となっています。この写真は本坊庭園(西庭のあたり)から撮影しています。
12月上旬ということで人は少なめな分、写真を見て分かるように紅葉は終わりかけです。それでも十分に綺麗でした。
混雑した紅葉真っ盛りの11月下旬に行くか、混雑を避けて紅葉終わりかけの12月上旬に行くか、ということになります。
ちなみに、通天橋とその先の開山堂に行くには拝観料400円(小中学生は300円)が必要となります。
本坊庭園:東西南北4つの庭
東西南北に4つの庭があります。
枯山水の庭園でありつつ、モダンアートのような市松模様もあり、非常に人気の高い観光スポットとなっています。
こちらも拝観料400円(小中学生は300円)となっています。
通天橋は撮影禁止なので、本坊庭園だけ入場すれば良いんじゃない?
南庭
入ってすぐにあるのが「南庭」です。枯山水といえばイメージする通りのお庭です。
手前部分は仙人が住む島に見立てられた石です。
奥部分の苔でできた山は「京都五山」と呼ばれる京都の禅宗の寺を表しています。
「京都五山」と言っているのに苔山は6つじゃないか?と思ったのですが、そもそも「京都五山」とは以下の6つであるそうです。
- 南禅寺:別格
- 天龍寺:第一位
- 相国寺:第二位
- 建仁寺:第三位
- 東福寺:第四位
- 万寿寺:第五位
奥深きお庭の世界。
西庭
南庭からは打って変わってモダンアートになります。
「大市松模様の庭」とされる西庭です。
ここから通天橋の方を望むことができ、紅葉が美しいです。
北庭
「小市松模様の庭」とされる北庭です。
手前は市松模様なのですが、奥のほうは模様がまばらになっていくところが何ともアートです。
市松模様に寄ってみるとこんな感じ。
自然に苔が生えている風に丁寧に手入れされています。これを管理維持するのは大変でしょうが、さすが職人!と感心してしまいました。
東庭
北斗七星に見立てた石が配置されています。
砂利は水に見立てられることが多いので、そう考えると、川面に映った北斗七星ということでしょうか?
三門
室町時代建築の国宝です。圧倒される凄みがありますので必見です。
本堂前に建てられている門で、仏殿に入る前に解脱を得る意味で設置されているそうです。三門とは三解脱門の略なのだとか。
三門の上部には「妙雲閣」の文字が見えます。
足利義持(室町幕府第4代将軍)の直筆とされています。歴史のロマンですねえ。
三門の前には橋があるのですが、立ち入りはできません。
池には蓮が大量にあるのですが、12月ではもう枯れてしまっていました。ここは7月頃には花が咲いて見頃になるようです。
境内にはお店も
境内にはお店が並んでいました。
お土産屋、骨董屋、お茶屋などです。
ちょっと雰囲気は壊れますが、観光客にお金を落としてもらうには仕方ないのでしょう・・・。
毎月3日間だけしか発売していない笹屋伊織のどら焼きが特別販売されていました。
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12月上旬に東福寺を観光した感想
2018年は12/1が土曜日という並びだったこともあるかと思いますが、12月上旬でも東福寺の紅葉はまだまだ綺麗で見頃でした。
そろそろ紅葉も終わりかな~。ちょっと散ってるし。くらいな感じで、それもまた一興。
11月の紅葉真っ盛りでは激混みで名高いですが、12月上旬にはそれほど混んでいる感じはしませんでした。
本坊庭園のお庭もゆっくりマイペースで見られますよ。
人混みが嫌いな方は、12月上旬に東福寺観光をされることをオススメします。
アクセス
基本情報
住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15−778
営業時間:8:30~16:00入場/16:30閉門(11月~12月第1日曜日まで)
JR東福寺駅または京阪東福寺駅から徒歩11分です。
紅葉シーズンは30分早く開門されます。通常は9:00開門です。
Webサイト
東福寺公式Webサイト:http://www.tofukuji.jp/
お寺さんのWebサイトにしては(というのも失礼?)、情報充実でかつシンプルで見やすいサイトです。素晴らしい!
駐車場
紅葉シーズンは東福寺の駐車場は閉鎖されるため、近隣のコインパーキングを利用することになります。
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