僕はスーパーが好きだ!
色んなスーパーを回って特徴を見つけつつ、その日の買い物によって使い分けるのが楽しいと思っています。
そんな僕が京都に移住してきて思ったのは、中小型スーパーの数が多い!ということです。
僕たちは東京や金沢を経て今は京都に暮らしているのですが、京都のスーパー事情は都会とも田舎とも違うと思います。
いちばん近くのスーパーに行けばいいという単純な話かもしれませんが、京都では徒歩圏や自転車圏にはいくつものスーパーがあってどれに行こうか迷うということも多いのです。
ということで、移住者目線で京都のスーパーをご紹介したいと思います。
京都のスーパー事情
個別的な話の前に全体的なスーパーの印象です。
ただこれ、僕の暮らしている範囲内(京都駅以北)のことなので、南区や桂あたりだとまた違うのかもしれません。
京都のスーパーの特徴
東京のような都会なら、徒歩圏の人口が多いために、駐車場はなくとも店舗面積は大きいスーパーが多いです(下町には中小型も多い)。
金沢のような田舎なら、巨大な駐車場を備え、店舗面積も大きいスーパーばかりです(その代わり数は少ない)。
都会と田舎はこんな感じだと思いますが、京都は少し違って中小型のスーパーが数多くあります。
京都のスーパーは駐車場はほぼ作れないため遠方からの来客は見込めませんが、かと言って徒歩圏の人口も少ないので、中小型のスーパーが数多くあるのだと思います。
あと、商店街や八百屋・肉屋・魚屋の個店が残っているのも特徴的です。
物価はどこも変わらないけど魚が・・・
ググったりしてみると東京の物価は高いとか出てくることが多いですが、たしかに家賃などはそう思いますが、食料品に関しては日本全国でほぼ変わらないと思います。
京都も同じで、東京と比べても金沢と比べても価格の違和感を感じることはありません。
唯一思うのは、魚の種類が少なすぎるということ。
東京は津々浦々の魚が並んでいましたし、金沢は日本海の魚がずらりでした。
それが京都では、北海道産の鮭や鱈とか瀬戸内海産のブリや鯛とか、めちゃくちゃメジャーな魚しか売っていない印象です。
これはたぶん店舗面積が小さくて魚に割ける場所が少ないことと、関西人(京都人?)が魚をあまり食べないのかなと思います。
路駐で買い物?!
金沢に居た頃はどこに行くにも巨大な駐車場があるので便利でしたが、京都は駐車場が全然ありません。
で、驚くのが、路駐してスーパーで買い物をしていること。
確かに道路交通法違反な場所ではないのですが、買い物するような時間を路駐するという発想がなかったので、カルチャーショック感がありました。
京都のスーパー完全まとめ
全国・近畿圏に展開する大規模スーパーから、単独店舗な小型スーパーまで、京都で見つけたスーパーをまとめています。
大規模スーパー
ライフ
↑写真はライフ智恵光院店
東京でもお馴染みのライフは、京都市内にも13店舗あります。
比較的大きめな駐車場を持つ太秦店(343台)や二条駅前店(149台)もありますが、数十台レベルの店舗も多く、駐車場は混みがちです。
首都圏・近畿圏で展開している大手なので、良い意味でも悪い意味でも、汎用的なスーパーです。
ある程度の価格で、ある程度の品質のものを販売しています。
天候等で野菜が高騰すると同じように高騰します。
特にこだわりがないという人であればライフを使うのがオススメです。
東京からの移住者的にも、馴染みがあるのでこれまで通りにお買い物できるかと思います。
業務スーパー
↑写真は業務スーパー西陣店
こちらは全国的にもお馴染みかと思います、業務スーパー。
京都市内にも17店舗あります。
昔は冷凍食品や飲料、加工食品、調味料が主という感じでしたが、最近はかなり普通のスーパー化してきた印象で、生鮮食品も多く販売しています。
また、業務スーパーはFC展開なので、店舗ごとの独自色もあります。
個人的にはたまに行って買いだめするという使い方をしていますが、近所の方は日常使いしても良いかもしれませんね。
コープ・生協
↑写真はコープきぬがさ
こちらも全国的にお馴染みかと思います、コープ(生協)です。
京都市内には12店舗あります。
生協=生活協同組合なので会員制度があるのですが、会員にならなくても普通に利用できます。
京都の地元野菜が置いてあったり、店舗内に肉屋・魚屋が入っていたりと品揃えが豊富だと思います。
お肉と魚が若干高いような気がするのですが、近くにあれば日常使いするのにオススメです。
イズミヤ
↑写真はイズミヤ白梅町店
近畿圏の大手スーパーといえばイズミヤで、京都市内にも10店舗あります。
2014年に、阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリングの傘下に入りましたが、その後も業績は低迷しています。
行ってみた印象としては、ライフみたいな感じというのが一番しっくり来ると思います。
それ以上でも以下でもないというか・・・特徴を見い出せません。
いちばん近いなら行っても良いかもしれませんが、わざわざイズミヤに通う!という感じにはなりませんでした。
※ただ、洛北阪急スクエア店は素晴らしいのでこれは後述しています。
中規模スーパー
フレスコ
↑写真はフレスコ堀川今出川店
京都に来て、やたらこのお店あるな~と思ったのがフレスコでした。
それもそのはず京都に本社を置き、京都市内だけでも60店舗を展開しています。
ここの特徴は小さな店舗で24時間営業であるということ。
東京都民からすると、まいばすけっとやマルエツプチをイメージしてもらえればいいと思います。
深夜も営業しているお店が多いので、仕事の忙しい独身サラリーマンや夜型生活の学生が多く利用している感じがします。
KOHYO
↑写真はKOHYO北大路店
イオン系のスーパーというと、マックスバリュなイメージの方が多いと思うのですが、京都市にはマックスバリュ藤森店の1店舗のみです。
代わりにあるのがKOHYO(コーヨー)というスーパーで、イオンモールKYOTO店、上七軒店、北大路店の3店舗があります。
中身はイオンやマックスバリュとほとんど変わらないと思いますが、若干高いと思います。
イオンクオリティで安定的なのですが、お値段が高い気がして、ほとんど行きません。
ただ、北大路店は駅直のビブレにある立地の良さか、かなり人気があっていつも混み合っています。
生鮮館なかむら
↑写真は生鮮館なかむら堀川店
こちらも京都府に本社を置く生鮮館なかむらで、京都市内に10店舗を展開しています。
いかにも地場スーパーという感じで、京都の地元野菜が置いてあったり、お肉が比較的安いと思います。
品質はピンキリなところがあり、ちゃんと確かめて買ったほうが良いです。
東京で言うと・・・いなげやみたいな感じかなと思います。
スーパーマツモト
↑写真はスーパーマツモト北山店
京都府に本社を置き、京都市内に10店舗あります。
駐車場を備えた大きめの店舗が多いのが特徴で、車でスーパーに行って買い物をする田舎民にとっては違和感のないスーパーだと思います。
店舗も比較的広い方なのでカートを使ってゆっくりめに買い物でき、使い勝手は良いと思います。
野菜とお肉が比較的安い反面、品質はピンキリなところがあるので、ちゃんと確かめて買ったほうが良いです。
東京で言うとオオゼキみたいな感じでしょうか(あれほどの活気はないけど)。
個人的には愛用しているスーパーの1つで、車で買い物に行きたい人にはオススメです。
小型スーパー
卸売ひろばタカギ
↑写真は卸売ひろばタカギ三条店
京都で有名な激安スーパーの1つが卸売ひろばタカギです。
三条店、桂店、産直ひろばの3店舗が京都市内にあります。
他サイトで激安!と書かれていたので気になって行ってみました。
半額!!とかポップが踊りますが、それどこでその値段で売ってる?みたいな定価(小売希望価格?)に対して半額みたいな感じなので、結局はまあそれくらいの値段だよねってとこに落ち着いてしまって、それほど安いとは思いませんでした。
慣れている分もあって業務スーパーの方が良いかなと思いました。
業務スーパーとかOKストア(の生鮮食品がほぼなし)みたいなイメージのお店です。
ただし、行ってみたタカギ三条店は、お菓子や駄菓子の品揃えが物凄く、子供が集まるところにお菓子やジュースを大量に持っていくという場面には合う気がします。
新鮮食品館アイハート
↑写真は新鮮食品館アイハート堀川店
堀川店、西院店、出町店の3店舗を展開する、ちょっと高級めのスーパーです。
質の良いものや、ご当地ものが置いてあり、他のスーパーとは値段と品揃えが結構違います。
イメージ的には成城石井(よりもお安めだけど)になるかと思います。
たまに行って変わったものを探して買ってみる楽しみがあります。
個人的にピンポイントでオススメしたいスーパー
イズミヤ洛北阪急スクエア店
週1回くらいは車で行って買い物するのがイズミヤ洛北阪急スクエア店です。
他のイズミヤと一線を画するのが、ここのお店で、何と行っても魚の品揃えが素晴らしい!
京都で魚を買おうと思えるのは今の所ところココだけです。
というのも、魚屋さん『西浅』が入っているので、新鮮で品揃え豊富です。
ちなみに『西浅』は他のスーパーにも出店しているので、近くにあれば行ってみることをオススメします。
→公式サイト>西浅店舗
お肉の方も、ひのやと京のお肉処弘という専門店が2つ出店していますので、こちらもまた品揃え豊富です。
さらにイズミヤ自体のお肉コーナーも充実していて、京都では全く見かけないラム肉もちゃんと売っています。
イズミヤ洛北阪急スクエア店に行くと、魚・ラム・牛肉が買えるのでどうしても週1回くらいは行きたくなるのです。
車でこれて駐車場も無料なので、買いだめもできます。
ということで、いつもかなりの混雑具合で人気があるスーパーだと思います。
車持ちの方、魚好き・ラム肉好きな方にオススメです。
タベルト京都
河原町の藤井大丸の地下にあるスーパー、タベルト京都です。
デパ地下スーパー=高級だと思ってしまいますが、意外にも結構お買い得な商品も多いです。
僕が特に気になったのはハーブ類が豊富なのことと、ここも専門の魚屋さん『マルカワ』が入店しているので魚もめちゃくちゃ豊富です。
河原町あたりに買い物に来たときに、珍しいものでもないかな?と探してみると面白いです。
ちなみにここを運営しているのは明治屋産業株式会社で、あの有名な明治屋かな?と思ったら違う会社でした。
デパ地下にスーパーがある雰囲気も明治屋っぽいですが、違う会社のようなので混乱しますね。
有名な明治屋の方のスーパーは、四条河原町ストアー(高島屋地下1階)と、京都三條ストアー(※公式サイトのまま。なぜ三条ではないんだろう?)の2つが京都にあります。
京野菜時待ち食
もはやスーパーではないのですが、北大路駅近くにある野菜直売所の『時待ち食』です。
店名がちょっと意味不明なのがもったいない・・・。
ここは農家の人が直接に野菜を持ってきて並べているので、とにかく新鮮で美味いです。
一部のスーパーにも同じようなものが置いてあるのですが、やっぱりここの方が新鮮な気がします。
僕はにんじんの葉や大根菜みたいな普通のスーパーでは捨てられてしまっている部分が大好きなのですが、ここはちゃんと葉付きで売っています(新鮮な証拠でもある)。
あとここの良いところは天候不順などで日本全体として野菜が高騰したときにも、スーパーに比べると値段が安定していると思います。
新鮮美味しい野菜がほしい!というときにはオススメです。
まとめ
京都には中小型スーパーが数多くあります。
そんなスーパーを回って特徴をまとめてみました。
徒歩圏・自転車圏・車圏で色々なスーパーに行けるので、色々と回ってみるのも面白いですよ!
安定の品質を求めるなら、ライフ、コープ、イズミヤ、KOHYO(イオン)、フレスコ。
高級路線なら、アイハート、タベルト。
安さを求めるなら、業務スーパー、生鮮館なかむら、スーパーマツモト、卸売ひろばタカギ。
使いやすさなら、KOHYO北大路店、イズミヤ洛北阪急スクエア店、KOHYOイオンモールKYOTO店のような商業施設にある店舗がオススメです。