京都人の町中華!『中華のサカイ 本店』の冷めんは麺もタレも独自の美味しさ

中華のサカイ 冷めん 中華

京都には”冷麺”なる食べ物があるらしい。

という情報を妻が京都人から聞いてきたので、さっそく食べに行ってみることにしました。

 

妻

京都では冷やし中華のことを冷麺って言うんだって

僕

じゃあ冷麺は何て言うの?

妻

それも冷麺らしい

僕

頑固やなぁ・・・

ということで、京都人が頑なに”冷麺”と呼ぶ冷やし中華を食べに、『中華のサカイ 本店』に行ってみたのでご紹介します。

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『中華のサカイ 本店』は京都人御用達の中華料理屋さん

観光地からは遠い昔ながらの商店街

『中華のサカイ 本店』は雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられて有名なこともあり、観光客もわざわざ訪れるようです。

しかし、観光地からは遠く、昔ながらの商店街に店を構えているので、京都人のための町の中華料理屋さんという認識で正しいと思います。

一応、最寄駅は地下鉄烏丸線の北大路駅となりますが、そこから徒歩15分ほどとアクセスはあまり良くありません。

店横には駐車場があるので、車で行く方が便利です。

店内の様子

中華のサカイ メニュー

店内は所狭しとメニューが張り出されており、オレンジ色の紙に書くという派手さはよく分かりませんが、これも『中華のサカイ』の個性ということで・・・。

写真左の方にある“冷めん”が名物で有名ですが、中華そばやチャーハン、天津飯などの定番モノもしっかりと揃っています

意外なところでは、喫茶店メニューを受け継いでいるというオムライスも人気なのだそうです。

メニュー

中華のサカイ メニュー

オレンジ色のメニューは目がツライので、手元の普通のメニューはこちら。

名物の冷めんはハム入りと焼豚入りがあり、サラダやご飯がつく”定食”もあります。

上の写真だとなぜか”冷めん焼豚入り定食”しかないのですが、ハムの方の”冷めん定食”もあります。

 

ちなみに、アラカルトメニューもあります。

中華のサカイ メニュー

何だか打って変わって本格的な中華料理屋さんという感じになっています。

昼にこれらを頼む人はそうそう居ないと思いますが、夜は夜でこういう本格中華料理屋なのかもしれません。

“冷めん”を注文!

“冷めん”を”れいめん”と呼ぶと、焼肉屋さんにある冷麺と区別できないので、実は”ひやめん”と呼ぶのではないか、と僕は考えました。

僕

絶対に”ひやめん”でしょ!

妻

いや、”れいめん”って京都人が言ってた

僕

ひやめんひやめんひやめん・・・

妻

ひやめん定食ください。

関西人
店員さん

れいめん定食ですね。

・・・やっぱり“れいめん”でした。

そして、冷めん定食を注文したところ、店員さんから「+190円でご飯をチャーハンにできますけど?」と案内があり、何を隠そう最初からそのつもりだったので変更をお願いしました。

昔は裏メニュー的な扱いだったそうですが、今では普通にチャーハン変更を聞いてくれるようです。

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名物の冷めんは独自の美味しさ!

冷めん定食(チャーハン変更)

中華のサカイ 冷めん 定食

冷めん定食(チャーハン変更) 1,240円

これが噂の冷めん(ハムの方)です。

冷やし中華をシンプルに追求していくと、ハムときゅうりと海苔というシンプルな具材、そして独自の麺とタレに行き着いたという品です。

さすが長年に渡って京都人に愛され続けているだけあって、麺もタレも美味しいです。

 

冷やし中華というと安っぽい中華麺というイメージですが、『中華のサカイ』は特注のモチモチとした麺で、つけ麺屋さんのように主役をはれる麺です。

タレの方は、辛子とお酢が効いているのは普通ですが、何かダシのような旨味が詰まっていて、これまで味わったことのない飲める美味しさのタレです。

これは誇張でも何でもなく、実際に冷めんを食べ終わったら、タレを直接飲んだり、チャーハンにかけたりする人が多いそうです。

チャーハンにタレをかける

中華のサカイ チャーハン

こちらがチャーハン。

最初来たときは、「あっ・・・これ作り置きを入れてきたな・・・」とガッカリしたのですが、食べてみてビックリ。

ちゃんと米が炒まっているのに油っこくなく、冷めても美味しいチャーハンでした。

そのままでも美味しいチャーハンなのですが、冷めんのタレをかけると美味しいと聞いてやってみました。

 

中華のサカイ 冷めん タレ

冷めんを食べ終えると、こんな感じで結構なみなみとタレが残ります。

これをレンゲですくってチャーハンにかけて食べてみると・・・

僕

サッパリしつつチャーハンの味が際立って美味い!

妻

ホントだ!
ちょっと行儀悪く感じちゃうけど、これはやめられない

冷めん自体も美味しいのでオススメですが、このチャーハンにタレをかけるという食べ方もぜひ試してみてください!

中華そば(大)

中華のサカイ 中華そば

中華そば(大) 730円

実は僕たちが『中華のサカイ 本店』を訪れたのは、8月ながら土砂降りでちょっと肌寒いくらいの日でした。

なので僕は、温かいものがいいな~という思いから、中華そばを注文しました。

こちらは中華そば(大)なのですが、“大”にしてやっと普通のラーメン屋さんの量になる感じです。

値段的にもお安いですし、普通の中華そばがミニラーメン的な扱いなのだと思います。

 

冷めんで有名だからと言って侮るなかれ、中華そばもなかなかに美味しいです。

どこかで食べたことがある感じなんだけど思い出せないな~という絶妙なスープと、ラーメンではなく”中華そば”と言うにぴったりな懐かしい具材が良いです。

麺は冷めんのものとは違うと思います。(安心安定の普通のお味です。)

僕

冷めんだけでなく、中華そばもオススメですよ!

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再訪:ひと夏に1回は食べたくなる!

冷めん(焼豚)

焼豚冷めん大 1,270円

ひと夏に1回は食べたくなる美味しさです。

今回は大にしてみましたが、ちょっと多すぎて途中で飽きかける&値段も高いので、普通サイズで良かったなという感想です。

普通サイズでちょっと物足りないかな・・・ぐらいの所が実はちょうど良かったというお手本な感じ。

ハムと焼豚のどっちが美味しいかな?と思って食べましたが、焼豚のほうがガッツリ感が出て、ハムの方がサッパリ感が出るという違いでしょうか。

でもこれは完全に好みの問題になると思うので、どちらがオススメかは分かりません。

僕

お好きな方でどうぞ!

天津飯

天津飯 750円

『みその橋サカイ』の天津飯が気に入った妻が、こちらでも食べてみたいということで注文。

妻

全然ちがう・・・

『中華のサカイ』の天津飯はごく普通のもので特徴はなくてイマイチだったので、やはり冷めんを頼む方が正解だと思います。

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暖簾分け店の『みその橋サカイ』にも行ってみた

『中華のサカイ』と『みその橋サカイ』の違いについてまとめてみましたので、こちらもあわせてどうぞ!

冷めん食べ比べ!『みその橋サカイ』と『中華のサカイ』の違いを実食レポ
以前に『中華のサカイ 本店』で冷めんを食べてその美味しさに、京都名物と呼ばれるのも納得したのですが、そのお店の暖簾分けとして『みその橋サカイ』というお店もあると知り、そちらにも行ってみることにしました。 看板メニューである冷めんだけでなく、...
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アクセス

基本情報

住所:〒603-8217 京都府京都市北区 紫野上門前町92番地

営業時間:11:00~21:00(月曜定休)

地下鉄烏丸線の北大路駅から徒歩14分です。

電車と徒歩でも行けないことはないですが、駐車場もあるので車で行く方が便利です。

Webサイト

公式Webサイト:http://www.reimen.jp/

通販で冷麺の販売も行っています。

駐車場

お店の南側に3軒ほど行ったところに、7台分くらいの駐車場があります。

前の通りは一通になっており、北から南に向かって来ることになるので、お店を通り過ぎて3軒ほど行ったところと覚えておけば良いかと思います。

 

▼2020年9月追記

前回は気が付かなかったのですが、お店の入口の向かいに駐車場がありました。

ここは軽専用ですが、右の方にも続いていて、普通車も停められそうでした。

こちらの方がお店に近いし、停めやすいのでオススメです。