サラリーマンをしていた頃は、会社が健康診断の段取りを整えてくれていたので何も考えないで良かったのですが、小さな会社勤めだったり、自営業だったりすると自分で健康診断を選ばなければなりません。
協会けんぽで勤務先では健診を受ける機会がないという方は、京都市の「青年期健康診査」を利用できます。
一般的な病院での健康診断は4,000~8,000円くらいしますが、京都市の「青年期健康診査」を利用すれば安い(500円)のでオススメですが、検査項目は限られているのでご注意を。
ということで、京都市の「青年期健康診査」を実際に利用してみたのでご紹介します。
京都市の「青年期健康診査」とは?
京都市の「青年期健康診査」の公式サイトはこちらです。
→https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000216995.html
対象
京都市の「青年期健康診査」の対象は以下の全てに該当する場合です。
- 京都市内在住
- 18歳~39歳
- 学校や勤務先、健康保険等で健診を受ける機会のない方
1つ目はいいとして、2つ目について40歳以上の場合は、「特定健康診査」というものになりますので、協会けんぽ等の健康保険組合または国民健康保険(→京都市ならここ)のWEBサイト等をご確認ください。
3つ目については、実際に申し込んでみましたが確かめられる訳でもないので、受けたい人は受けられると思います。
費用
500円です。
健康診断の内容にも関わりますが、検査項目が少なめの健診なので、通常は4,000円くらいのものだと思います。
健診内容
医師による問診・診察の他、
- 身体計測
- 血圧測定
- 血液検査
- 尿検査
が行われます。
個人的には、血液検査と尿検査があるので「青年期健康診査」で十分かな~と思いましたが、「青年期健康診査」は労働安全衛生法に基づく健康診断ではない点にはご注意ください。
具体的に言うと、胸部エックス線検査、心電図検査、視力・聴力検査が足りていないものと思われます。
これらも含まれた一般健康診断ですと、通常は7,000~8,000円するようです。
京都市の「青年期健康診査」を実際に利用してみた
申し込み
担当の”京都いつでもコール”というところに電話するか、Webサイトから申し込むことができます。
詳しくは「青年期健康診査」の公式サイトの利用手順をご確認ください。
しばらくすると受診セットが郵送されてきます。
ここには、指定医療機関の一覧が書かれた受診の手引きや、「青年期健康診査」の受診券・受診票などが入っています。
気になったのは、尿検査のキットが入っていなかったことですが、実際には病院で尿を採取するので入っていなかったようです。
リマインド
受診セットをもらったものの面倒なのでしばらく行かずにいたら、ちょっと驚いたのですが、京都市からリマインドが届きました。
重い腰をあげて健康診断に行ってみることにしました。
医療機関に電話予約
京都市の「青年期健康診査」は、市内約700の医療機関で受診可能です。
かなりの数ですし、実際にうちの近くの小さなクリニックも対応していたので、近くになくて困るということはほとんど無いと思います。
ということで、近くのクリニックに電話して、京都市の「青年期健康診査」を受けたいと伝えれば、対応してもらえました。
“健康診断”とだけ言うとクリニックの方も分かりにくいので、ちゃんと“京都市の青年期健康診査”と言った方が話が早いです。
実際に「青年期健康診査」を受けてみる
当日は絶食なのかな?と思っていましたが、特にそんなことはなく、普通の状態でクリニックに行けばOKでした。
受付を済ませると後は指示の通りに、血圧測定・尿採取などと進めていきます。
最後の医師の診察があり、500円を支払って終了。
面倒なのは、結果が出るのは1ヶ月後くらいで、自宅に郵送ではなくて再度同じクリニックで受け取らなければなりません。
このときに医師から健康診断の結果についてコメント(診察?)がありますが、このときには費用は発生しません。
ただし、再検査になると別費用になります。
まとめ
京都市の「青年期健康診査」を利用してみたのでご紹介でした。
39歳までの方で健康診断を受ける機会がない場合には、安い(500円)ですし、利用することをオススメします。
血液検査と尿検査はあるので十分かな~と思いますが、胸部エックス線検査と心電図検査は無いので、その点が気になる方は「一般健康診断」(色々なクリニックで実施しており通常は7,000~8,000円ほど)を受けて下さい。
何も受けないというのはダメですよ~