とある昼下がり、
和菓子が食べたいな~
ということで、Googleマップを見ていたところ、めちゃくちゃ評価の高いお店を発見。
それが『亀屋博永』で、評価4.7(63レビュー)でした。
わらび餅のお店らしいということでさっそく買いに行ってみたのですが、本当に本わらびでこの値段?!という安さにも関わらず、とても美味しかったのでご紹介します。
丸太町の『亀屋博永』
上京区の住宅街にあります
御所の西側の京都府町のさらに西側の、住宅街の中にあります『亀屋博永』。
細い道ばかりなのでどこかなと迷う方も多そうです。
こちらのお店についてググってみると、どうやら祇園の有名な和菓子屋『亀屋清永』の職人であった方が、定年引退した後、自宅の1Fに作ったお店であるようです。
▼『亀屋清永』で有名なお菓子・清浄歓喜団についてはコチラ
買って食べたときにこれは安すぎておかしい!と思ったのですが、言い方はあれですが、老後の楽しみにやられている感じと知って納得しました。
しかし、これをやられると、普通の和菓子屋さんは太刀打ちできないでしょうね・・・
注文後にわらび餅をとりわけ
店内にはオープンチッキンとも言うべき場所が広がっていて、わらび餅の注文をするとカットしてもらえます。
きな粉をまぶして完成。
- 小:300円
- 中:500円
- 大:1,000円
というお値段となっています。
『亀屋博永』のわらび餅を食べてみた感想
わらび餅のしおり
ということで、買ってきましたわらび餅。
和菓子屋さんにありがちな説明書きもついています。
わらび餅のしおり
特製本わらび餅は信州特産の、「わらび(ウラボン科の多年草でシダ科の植物)の根から取るデンプンで 日本古来の野の味覚です。 「畑の肉」丹波黒豆大豆を特殊焙煎し、きな粉に加工し、 高蛋白でカルシウム・食物繊維・鉄分を豊富に含み「コク」と「甘み」があり、 大豆の王様に相応しいふさわしい味と言えます。 それに材質の持つ旨味を引き出す力がどの糖質よりも優れています。和三盆糖(ビタミン・ミネラル ・鉄分)を多く含んでいますので、身体に良い食品です。素材の持ち味を生かした、本物のわらび餅をご賞味ください。
え?あの値段で本当の本わらびなの?!と驚きました。
まあ食べても分からないかも・・・
と実食です。
いちばん美味しいわらび餅かも
わらび餅(小) 300円
本わらびでこの量で300円ですよ?安くないですか?!
半信半疑で一口食べてみました。
うま・・・
うま・・・
わらび餅経験は少ない僕たちが言ってもあれですが、これまで食べたわらび餅でいちばん美味しいかもしれません。
固すぎず、柔らかすぎず、口に入れるとスーと溶けていき、清涼感すら感じます。
本物の本わらびかを識別できる自信はありませんが、確かにこれが本物なのかも。
ただ、1個目は良いんですが、いくつか食べていくと最後の方はちょっと甘いかも?と思いました。
おそらく1人2~3個くらいが適量です。
そう考えると小でも6個入り(何度も言いますがこれで300円って!)なので、2人ならこれで十分です。
ちょっとした手土産にもオススメできる品です。
再訪:雑だけどやっぱり美味しい
友人が来るということでお菓子の準備をしようと思い、やってきましたのが『亀屋博永』です。
わらび餅くださ~い
と注文すると、どれくらいにしましょ?と問い。
4人前欲しいんですけど~
と言ってみたところ、大:1,000円(税込1,080円)でした。
わらび餅を入れたビニール袋を、冷ましている煎餅(たぶん売り物)の上にドン。
雑ですが、まあそういうお店ですし、個人的には気になりません。(ダメな人は厨房の散らかりようを見ればもうダメだと思います。)
味は文句なしに美味しかったです。鉄板!
マツコの知らない世界『京都グルメの世界』で紹介!
2022年9月20日に放送されたマツコの知らない世界『京都グルメの世界』で紹介されました。
え~『亀屋博永』出ちゃったの~
番組での紹介の仕方は本ブログとほぼ同じで、本わらび使ってるのにこの値段なの?!というコスパと、無駄のない完璧なバランスのお味を推していました。
テーマ的には、インスタ映えはもう古い!映えないけどエモいんだ!という感じで、確かにそれなら『亀屋博永』はアリだよねと納得。
また食べたくなったのでテレビ出演余波が冷めた頃に行ってみたいです。
アクセス
基本情報
住所:〒602-8055 京都府京都市上京区 下長者町下る大黒屋町38
営業時間:8:30~18:00(日曜定休)
地下鉄烏丸線の丸太町駅より徒歩12分、今出川駅より徒歩16分です。
Webサイト
Webサイトはありません。
駐車場
駐車場はありません。
お店の前は細い道ですが、一通なので端に寄せて路駐可能です。