京都ストーリーというサイトでありながら、初めて滋賀県のことを書きたいと思います。
お隣の県なのでドライブがてら行ってみました。
全く知らなかったのですが、大津名物でお土産としても有名なのが『三井寺力餅』だそうです。
今回はお土産としてではなく、店内喫茶コーナーで食べてみたのでご紹介します。
大津名物の『三井寺力餅』とは?
三井寺(みいでら)
力餅について説明する前に、まず三井寺(みいでら)について説明したいと思います。
三井と聞くと「みつい」と読んでしまいそうですが、「みい」と読むそうです。
三井寺とは滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山です(→詳しくは三井寺Webサイトへどうぞ)。
京阪電気鉄道大津線には、三井寺の真ん前に位置する三井寺駅もあるのですが、今回行ってみた『三井寺力餅本家』は、三井寺駅の隣のびわ湖浜大津駅が最寄りです。
創業明治2年
『三井寺力餅本家』の入口です。渋いのれんです。
創業は明治2年という歴史あるお店で、天皇皇后両陛下に召し上がって頂いたり、滋賀県のお土産として人気ナンバーワンに選ばれたり、食べログベストスイーツ2013に選ばれたりと、名実共に大津名物として親しまれています。
三井寺力餅とは
そして肝心の三井寺力餅とは何かというと「一口大の餅が3つを串に刺し、みつ塗り、きな粉をまぶしたもの」です。
大豆、青大豆、抹茶のきな粉をまぶしているため、綺麗な黄緑色をしています。
添加物は一切使用していないので日持ちしませんが、その分、素材そのものの美味しさを味わえます。
三井寺力餅本家Webサイトに作り方が掲載されています>三井寺力餅ができるまで
『三井寺力餅本家』の店内喫茶コーナー
店内喫茶コーナー
『三井寺力餅本家』は入ってすぐのところでお土産用に力餅を販売していますが、奥に店内喫茶コーナーがあり、ここで出来たての力餅と飲み物を頂くことができます。
巨木の机と椅子が独創的ですが、他にお客さんも居なかったのもあり、かなり落ち着くスペースでした。
メニュー
メニューは店員さんが説明してくれるのですが、なぜかちょっと分かりにくいメニューになっています。
メニューがこちら。
- 力餅とお茶 430円
- 力餅と抹茶 650円
- 珈琲、アイス珈琲、オレンジジュース 450円
力餅とお茶、力餅と抹茶については力餅が3本ついてきます。
珈琲、アイス珈琲、オレンジジュースには書いてありませんが力餅が1本だけついてきます。
なぜ1本ついてくることは書かないのか、そしてなぜお茶と同じように3本じゃダメなのか、謎でした。
2人で行くと、力餅とお茶と珈琲を注文すれば力餅が合計4本になるので、分けやすいということでしょうか??
力餅と抹茶
力餅と抹茶 650円
抹茶だけでなく、普通のお茶もついてきました。
力餅も抹茶も綺麗な色をしていますね。
抹茶うまい!
力餅とお茶
力餅とお茶 430円
珈琲にしようかと思ったのですが、どうせなら力餅をいっぱい食べたいよねと思い直し、力餅とお茶にしました。
力餅は小ぶりなので1本だとあまり満足感がないと思います。3本ついてくるメニューをオススメします。
3本にしといてよかった!
三井寺力餅を食べた感想
店内喫茶コーナーは扉が閉められて、密室化していたので、落ち着いてのんびり食べることができました。
餅がやわやわだ。美味い。
きな粉が美味いねえ。
これあれに似てる・・・信玄餅。きな粉の色違うけど。
信玄餅よりお餅が柔らかいね。出来たてだからかな。
ということで、お互い3本はすぐにぺろりと食べてしまいました。
出来たてだし、保存料等添加物は一切使用されていないからこその、お餅の柔らかさでした。
大津名物と言われるのも頷ける美味しさです。
アクセス
基本情報
住所:〒520-0047 滋賀県大津市浜大津2丁目1−30
営業時間:7:00~19:00(無休)
京阪電気鉄道大津線のびわ湖浜大津駅から徒歩1分です。JR大津駅からは徒歩15分とちょっと遠いです。
基本情報
Webサイト:http://www.e510.jp/tikaramoti/
商品の紹介や、店内喫茶コーナーの写真やメニューが掲載されています。
駐車場
駐車場はありません。お店の前に1~2台ほど路駐できるスペースがあります。お土産で買う場合は路駐してさっと買うのが良いと思います。
店内喫茶コーナーを利用する場合は、近隣のコインパーキングに駐車しましょう。すぐ近くにあります。20分100円、40分200円あたりが相場のようです。