その名の通り、梅の名所である『梅宮大社』に行ってきました。
『梅宮大社』は猫神社としても知られており、境内で飼われている10匹ほどの猫が自由に過ごしているのも魅力です。
梅の見頃シーズン真っ盛りである2019年3月上旬の平日夕方に『梅宮大社』に向かったのですが、神苑の開門時間には間に合わずでした。
神苑は見られませんでしたが、境内の梅と猫についてレポートをご紹介したいと思います。
授子安産・醸造守護の『梅宮大社』
今となっては、その名にもある「梅」や、境内で飼われている「猫」が有名ですが、元々は授子安産と醸造守護の神社です。
梅や猫を見に行く前にちょっとした知識として簡単にまとめてご紹介します。
梅宮大社とは?
梅宮大社は京都市右京区にある神社です。
奈良時代に創建され、平安時代はじめには現在地に移ってきたとされています。
現在地への遷祀に関わった橘嘉智子が、梅宮神に祈願したことで皇子(嵯峨天皇の子/後の仁明天皇)を授かった伝承に因んで、授子・安産の神として信仰されています。
また、梅宮大社の主祭神は酒解神や酒解子神と言われ、「酒」にまつわることから醸造の神としても信仰されています。現在でもお酒にまつわる多くの神事が行われています。
授子・安産と醸造という、あまり相性の良くなさそうな2つの信仰があるというのは面白いですね。
神苑
境内の北~東部分に神苑があります。
春の梅が有名ですが、四季折々の花木が見られます。
- 春には梅、サクラ、つつじ、杜若。
- 夏には花菖蒲、あじさい。
- 秋には紅葉、椿。
- 冬には早咲梅。
拝観時間
開門は9:00~17:00です。
17:00以降も境内には入れましたが、神苑には入れませんでした。
料金
大人550円、こども350円です。
猫でも有名に
梅宮大社の由来とは全く関係がないと思われますが、宮司さん一家が猫好きなのか、境内で10匹ほどの猫が飼われています。
最初は野良猫を保護したのですが、そこから子宝に恵まれて、現在では10匹以上になったそうです。
境内や神苑で自由に過ごす猫が人気となり、猫好きや写真好きの方が梅宮大社を訪れ、猫神社と呼ばれるまで有名となりました。
自由な猫たちの邪魔をしないようにしつつ、素敵な写真を撮りたいですね。
梅の見頃シーズンのレポート
混雑具合
神苑の開場時間に間に合わず、3月上旬の平日夕方(18:00頃)となってしまい、境内には誰も居ない状態でした。
梅宮大社前にある駐車場には15台ほど停められそうでしたが、3~4台しか居ないほどガラガラでした。
境内には誰も居なかったのになぜか車は駐車されていました・・・。
境内(無料ゾーン)
梅
境内に入る前(楼門の外)にも、小川沿いに梅が咲いていました。
楼門をくぐって右手には白と赤の梅があります。
境内にある梅は数本ですが、立派な梅でここだけでも満足感があります。
奥に見えるのは神楽殿です。
神社と梅のコラボは絵になりますね。
猫
楼門をくぐって左手側には社務所があり、猫たちのお気に入りの場所になっていました。
猫が寝るためのクッションや、水や餌をやるためのお皿などが置いてあります。
境内や神苑で自由に過ごす猫たちですが、寝る時はこの辺に来るようです。
こちらは黒猫2匹がお団子で寝ていました。
兄弟なのか?柄がそっくりです。
寝ていた白猫とは別の白猫です。こちらの様子を伺いながら歩いていました。
この日は境内に4匹の猫を見つけられました。
神苑(有料ゾーン)
17時の閉門に間に合わず、見られませんでした・・・
とは言え、境内の無料ゾーンだけでも、梅も猫も見ることができたので結構満足して帰りました。
アクセス
基本情報
住所:〒615-0921 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
営業時間:9:00~17:00
阪急嵐山線の松尾大社駅から徒歩11分です。京都市バスでは3・28・29・71番で「梅ノ宮神宮前」下車すぐです。
無料の駐車場もあるので、車で行くのが最も簡単だと思います。神社前まで行く道は狭いので運転にはご注意ください。
Webサイト
梅宮大社Webサイト:http://www.umenomiya.or.jp/index.html
一昔前のWebサイト感があります。梅の開花状況は定期的に更新されていますので、参考になると思います。
駐車場
梅宮大社の南側に15台ほど停められそうな無料駐車場があります。
南側の道から入ってきて鳥居をくぐって右手です。または、東側の道から入ってきて突き当りがそのまま駐車場です。
神苑が閉まっている時間になってしまったこともあって駐車場はガラガラでした。神苑が開いている時間でもそれほど混雑はしないそうなので、車で行くのがオススメです。
まとめ
2019年3月上旬、梅が見頃となっている『梅宮大社』に行ってきました。
梅だけでなく、猫も楽しめる神社なので、猫好き・写真好きの方には特にオススメです。
神苑には入れませんでしたが、境内だけでも梅が楽しめて猫も居ますので、無料で楽しめる境内だけでもいいやという気もしました。
以上、梅宮大社の梅と猫のレポートでした!