狙っていたレストランがまさかの貸切で入れず、お腹も減ったので近いところでどこか・・・と辿り着いたのがイタリアン『NOANOA』でした。
京都屈指の観光地である銀閣寺や哲学の道の近くとあって不安もありましたが、大きな庭の良い雰囲気につられて入店してみました。
結論から言うと、あんなに雰囲気は抜群なのに、やっぱり観光地価格&料理でもったいないな~と思いました。
リピーターに来てもらうような場所ではないですし、一見さんの観光客相手にしかならないのかもしれませんね。
ということで、銀閣寺近くのイタリアン『NOANOA』をご紹介します。
抜群の立地と雰囲気
洋館とお庭
『NOANOA』には立派な洋館とお庭があり、テラス席で食事することも可能です。
この洋館は1924年に西洋美術のコレクションハウスとして建てられたそうで、こちらで食事ができれば雰囲気は抜群だと思います。
(パーティや会合プランとして予約が必要なようです。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。)
普通に飛び入りで食事に入ると、この写真を撮影している、ごく普通の建物での食事となります。
ここも広いお庭を見ながら食事できるので、雰囲気は抜群です。
メニュー
まずはパスタメニュー。
種類は多くはないですが、基本的なメニューが揃っていると思います。
いちばん上に、”パスタは乾麺で70g(茹で上げ175g)、大盛り(L)・・・茹で上げ300g”と記載があります。
ほとんどの男性は乾麺70gは物足りない量でしょうし、大盛りの湯で上げ300g(乾麺で130gくらい)で普通の1人前くらいでしょう。
なので、僕もLにしょうかと考えたのですが、メニューを見て分かるようにLにすると+500円前後値上がりして、めちゃくちゃ高いです。
あ~ここは、そういうお店か~
と察して、普通サイズかつセットメニューもなしで注文しました。
ちなみに、僕たちは注文しませんでしたが、ピザメニューもあります。
ピザの大きさについてですが、Sは18cm、Lは23cmと記載されています。
一般的な宅配ピザではMサイズ(1~2人分)が25cm、ドミノ・ピザはMサイズが23cmです。
パスタと同じく、Sだと小ぶりなサイズ、Lだとやっと一般的な普通サイズという感じです。
観光地価格と味な料理
国産牛のボロネーゼ
国産牛のボロネーゼ 1,200円
初めてのお店に行くとオーソドックスなものを食べたい妻チョイスです。
牛ひき肉と香味野菜をトマトと赤ワインで煮込んだ皆さんご存知の品。
乾麺70gの記載通りに、ちょこんとした量のパスタでした。
レト○ト・・・?
たぶん違うと思うけどな~。
お肉を炒めた旨味あるし。
う~ん、でもこれは・・・
メニューを見た時点で諦めていた僕は予想通りでしたが、妻はガッカリした様子でした。
季節のおすすめスパゲティー
エビと西加茂黄色トマトのトマトクリームソース 1,250円
季節のおすすめに弱い僕チョイスです。
西加茂黄色トマトを使ったクリームソースのパスタですが、勝手にフレッシュトマトも乗ってくるかなと期待していただけに残念。
わざわざ”西加茂黄色トマト”と言うにはトマト感が弱すぎると思いました。
う~ん、ぼやっとしたソースだね・・・
トマトと思わずに、ただのクリームソースと思えば美味しいかも
やっぱり観光地だな~
銀閣寺や哲学の道といった京都屈指の観光地にあるお店ということで、入る前から不安だったのですが、やっぱり予感的中でした。
洋館とお庭が素晴らしい雰囲気なだけに、この料理の味と価格はますます残念になります。
僕たちは土曜のお昼時に入ったのですが、お客はテラスに1組、後から2組入ってきただけでした。
しかもその3組中2組は外国人でした。
やっぱり場所柄、日本人のリピーターが来るというより、一見さんの外国人旅行客が来る印象で、そういうお客さん相手の料理の味と価格になっているのだと思います。
実にもったいないですね~
アクセス
基本情報
住所:〒606-8406 京都府京都市左京区浄土寺石橋町37
営業時間:11:00~21:00(無休)
最寄駅は出町柳駅か元田中駅ですが、かなり距離があるので、銀閣寺行きのバスを利用した方が良いかと思います。
Webサイト
公式Webサイト:http://www.hakusasonso.jp/restaurant/noanoa/
駐車場
駐車場はありません。
コインパーキングはいくつかあり、いちばん近いところはタイムズ銀閣寺だと思います。
3台しかスペースがありませんので、空いているかは微妙です。
平日昼間は30分200円、休日昼間は20分400円です。