京都駅の八条口(南側)を出て徒歩3分、昔ながらの住宅街にあるどこか懐かしい”食堂”という風情の『殿田』に行ってきました。
『殿田』は”とのだ”と読みます。
ここの名物は「たぬきうどん」。
たぶきやきつねというと、関西と関東で意味が違ったり、大阪と京都でも違ったりするらしいです。
それでは『殿田』のたぬきうどんをご紹介します!
昔懐かしい風情のお店『殿田』
うどん・丼物
お店の前はこんな感じで、昔懐かしい食堂という風情です。
看板やのれんには”うどん”と”丼物”の字があるので、これがメインメニューなのでしょう。
中が見えない怖さはありますが、全然大丈夫なので気にせず入店しましょう!
メニュー
メニューは壁に貼ってあるものと、手元にも紙のもの(日本語/英語)があります。
名物「たぬきうどん」は写真入りで紹介されており、ずっと貼ってあるであろう”本日のオススメ”マークが謎ではあります。
にしんそばもデカデカと写真入りです。
その他はも、丼物や麺類がずらり。
お値段は600~700円くらいと京都駅近にしてはリーズナブルな印象です。
地元民にも観光客にも人気!
土曜のお昼過ぎに行ってみたのですが、客席は半分ほど埋まっている状態。
常連っぽい地元民の方から、日本人・外国人の観光客っぽい方まで、幅広く人気を集めている印象でした。
こんな(と言うと失礼だけど)住宅街にひっそりとある昔ながらのお店を、どうやって外国人観光客が知るのか・・・と思ったくらいでした。
やっぱり観光した方のブログとかでしょうか?
確かに京都らしい観光地にあるような観光地価格のお店よりも、リーズナブルで地元民が行くようなお店が良いという外国人観光客の方もいるでしょうし、そういう方には『殿田』は刺さると思います。
『殿田』のたぬきうどんと親子丼を食べた感想
たぬきうどん
たぬきうどん 600円
『殿田』の(=京都の)たぬきうどんは、柔らかいうどんに、あんかけお出汁、刻んだお揚げと九条ネギと生姜がたっぷりと載っています。
ボリュームも結構あり、これで600円というのはコスパ良しだと思います。
刻んだお揚げと九条ネギと生姜があんかけお出汁と相性抜群で、この組み合わせに納得してしまう美味しさです。
見た目は生姜たっぷりに感じますが、あんかけお出汁とめちゃくちゃ合うので、むしろもっと生姜が欲しいくらいでした。
親子丼
親子丼 750円
何を隠そう、親子丼が大好きな僕です。
運ばれてきたとき、「あれ?お味噌汁は・・・?」と思ったのですが、ついてこないようです。
これって関西(京都?)あるあるなんですかね。
うどん屋さんらしい、お出汁の効いた親子丼です。
超つゆだくで、もはやお茶漬けみたいな状態だったので、好き嫌いは分かれるかもしれません。
私は汁気ありすぎてあんまり・・・
個人的には好み!
美味しいんだけど味付けは塩っぱい!
関西(京風)うどんというと、出汁の味が引き立つ薄味というイメージで、実際に他のブログなどのクチコミではそのようなコメントが多かったです。
しかし、僕たちからすると、『殿田』の味付けは確かにお出汁は美味しいですがかなり塩っぱいです。
当ブログでは散々指摘していますが、関西(京都)の味付けは本当に濃すぎです。
薄口醤油を多用するので、色は薄めでも塩気はキツイというのが原因ではないかと思っています。
また、『殿田』は昔ながらの食堂であり、外で働く(汗をかく)人たちの昼飯という位置付けだったであろうことを考えると、こういう塩っぱい味付けになったのだろうとも考えられます。
アクセス
基本情報
住所:〒601-8002 京都府京都市南区東九条上殿田町15
営業時間:11:00~17:30(無休)
地下鉄烏丸線の九条駅から徒歩4分、京都駅からも徒歩3分です。
Webサイト
Facebook:https://www.facebook.com/pages/%E6%AE%BF%E7%94%B0%E9%A3%9F%E5%A0%82/139366362875013
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