乗り物萌えというものが一切ない僕ですが、2019年のお正月に放送された「笑神様は突然に…」の鉄道BIG4 京都・大阪の旅というコーナーを見ていて、こんな電車があるのか!と色めき立ったのが、叡山電鉄の観光列車「ひえい」でした。
鉄オタならずとも、その独特のデザインは気になります。
ということで、「ひえい」のためだけに叡山電鉄に初めて乗ってみましたのでご紹介します。
叡山電鉄の観光列車「ひえい」
宝ヶ池駅から乗車
叡山電鉄の存在は知っていたのですが、沿線に住んでいる人以外ではなかなか乗る機会は無いのではないでしょうか。
僕たちも初めて乗りに行きました。
観光列車「ひえい」は、八瀬比叡山口駅から出町柳駅までを運行しています。
その途中にある宝ヶ池駅は、本線と鞍馬線が分岐している駅で、僕たちはそこから乗車しました。
▼宝ヶ池駅から出町柳駅へ向かう「ひえい」
楕円形を活かしたデザインが独特かつ未来的です。
それなのに、田舎路線でお客さんが少ないので、1両運行というところがまた良い雰囲気を出しています。
この日は平日昼間でしたが、乗客は10人程度と空いていました。
▼「ひえい」車内
車内もどこか近未来的。
楕円形の窓とその間にヘッドレストがあるというのが、デザイン的にも実用的にも素晴らしいと思いました。
乗るだけでもワクワク感がある!
座りやすいし、空いてるし、快適!
八瀬比叡山口駅に到着
宝ヶ池駅~八瀬比叡山口駅までは4分とすぐに到着です。
帰りは八瀬比叡山口駅~出町柳駅まで13分を「ひえい」で行こうと運行時間をチェックしました。
▼運行時間
八瀬比叡山口駅から出町柳駅へ向かう「ひえい」の運行時間です。
この表に載っている時間は「ひえい」が運行し、その合間に普通の電車も運行しています。
火曜日は「ひえい」の運行は無いということなので、乗りに行く計画を立てるときには注意してください。
ということで、八瀬比叡山口駅でしばし暇つぶし。
八瀬比叡山口駅
駅舎
紅葉の季節ともなれば賑わうのかもしれませんが、9月の平日昼間は人気もなく、やることも無く・・・
静かで自然溢れると言えば聞こえは良いですが、あまり綺麗に整備されているとも言い難い感じでした。
京都って観光中心地は手をかけるのに、辺境の地は基本放置だよね~
ケーブル八瀬駅
少し歩いたところにケーブル八瀬駅というものがありました。
これに乗ると比叡山の中腹まで行き、ロープウェイに乗り換えて山頂まで行くことができます。
ここのお客さんはゼロで、寂れている感が・・・。
ケーブルカーには乗らずに、八瀬比叡山口駅へと引き返し、「ひえい」に乗って出町柳駅まで行きました。
ということで、正直に言って「ひえい」に乗っても何も観光することはありませんが、「ひえい」に乗ること自体は鉄オタならずとも楽しいものでした。
叡山電鉄なんて乗ったことないな~という京都市民の方は、一度「ひえい」目当てに行ってみてはいかがでしょうか。
アクセス
基本情報
平日は、出町柳発6:41~18:37まで、八瀬比叡山口駅発7:02~18:55まで。
休日は、出町柳発9:22~17:37まで、八瀬比叡山口駅発9:44~17:58まで。
詳細や最新情報は下記の公式Webサイトからどうぞ。
Webサイト
公式Webサイト:https://eizandensha.co.jp/hiei/