京都に引っ越してきて、ふと思ったことがあります。
餃子の王将 多くない?!
それもそのはず、餃子の王将は京都市山科区に本社を置いており、お膝元の京都府には54件もお店があるのです。
東京都にも66件あるのですが、人口比(東京1,300万人、京都260万人)を考慮すれば、京都にある餃子の王将の店舗数は異常に多いと言えます。
それくらい餃子好きである京都人が最も愛する餃子のお店が、『ミスター・ギョーザ』なのです。
東京にいるときには全く知りませんでしたが、関西のテレビや雑誌にはもはや常連と言っていいくらい取り上げられている超有名店です。
ということで、今回は『ミスター・ギョーザ』の焼餃子を食べてきたのでご紹介します。
焼餃子は超王道でまさに”飽きが来ない”餃子であり、サイドメニューも充実していて、京都人に最も愛される理由が分かりました。
東寺にある『ミスター・ギョーザ』とは?
餃子好きの京都人に愛される餃子店
こちらが東寺にある『ミスター・ギョーザ』です。
なんとも特徴的なロゴに、昭和感のある店舗。
『ミスター・ギョーザ』は昭和46年開業で、行列の耐えない超人気店ながらこの1店舗のみでずっと営業しています。
写真の右手にできてる行列が店内で食べる方、左手に路駐してある車や待っている人はテイクアウトです。
この日は10人待ちくらいでしたが、回転は早いので、行列に並んで食べ終わるまでに1時間かからないくらいでした。
数々のTV番組や雑誌に取り上げられており、関西(京都)では最も有名かつ最も愛されている餃子屋さんだと思われます。
僕たちが行ったとき(日曜夕方)も、店内で食べる方の行列はもちろん、テイクアウトに来る方もひっきりなし、電話も続々とかかってくるという状況で、その人気のほどが伺えました。
売り切れ次第終了
『ミスター・ギョーザ』は”朝作ったものをその日のうちに”のポリシーの元、餃子が完売した時点で閉店となります。
僕たちが行ったとき(日曜夕方)は、19時頃に完売&閉店となっていました。
メニュー
2019年
餃子屋さんなので、ラーメン+餃子ならぬ、餃子+ラーメンも楽しむことができます。
が、僕たちが行ったときは、ラーメンも特製きゅうりの丸漬も売り切れでした・・・。
フルラインナップで楽しみたい方は、お昼に行くことをオススメします。
肝心の餃子は1人前6ケ入りで270円(税込)です。
→追記:値上げされました(詳細は下記)
他のメニューはこんな感じで、全て税込みのお値段です。
- 鶏の唐揚 600円
- 特製きゅうりの丸漬 200円
- ライス 小180円、中220円、大250円
- ラーメン 醤油600円、塩600円、味噌650円、焼き豚750円(※大盛りは150円UP)
- 生ビール(中) 550円
- 瓶ビール(中) 550円
- チューハイ 400円
- 各種ソフトドリンク 180円
餃子が美味しいことはもちろんなのですが、鶏の唐揚ときゅうりの丸漬も非常に人気があります。
特にきゅうりの丸漬は、公式Webサイトのメニュー紹介に、餃子を差し置いて画像が掲載されているほどです。
2021年
2021年11月に再訪してみたところ、少し値上げされたようです。
特に大きい値上げは餃子で、税込270円→306円となっていました。
餃子の値段を見ると結構上げたなあと感じましたが、他のメニューは数円~10円ぐらいの小幅な値上げになっているようです。
ちなみに、埼玉の『ミスターギョーザ』とは違います
『ミスター・ギョーザ』についてググってみると、埼玉を中心とした『ミスターギョーザ』というローカルチェーンもあるということが分かりました。
名前だけだと中黒(”・”)の有り無しの違いしかないのですが、別のお店です。
京都の『ミスター・ギョーザ』は東寺の1店舗しかなく、他には出店していません。
『ミスター・ギョーザ』で焼餃子と唐揚げ
超王道の焼餃子
焼餃子 270円(1人前6ケ)
写真は2人前です。
ムラなく焼かれた面はパリッとしており、蒸された皮はモチモチ(と言っても水餃子好きの我々からするとちょっと物足りない)していています。
適度な羽がついていて、もう見た目からして王道感が漂っています。
そして食べてみると・・・
実はお店の公式Webサイトにはこう書いてあります。
うちの餃子は お子様や女性、誰が食べても”飽き”の来ない味。
一度食べたらクセになる味!!
まさにこの通り!
キャベツの甘味が強く、お肉・生姜・にんにくは控えめで、あっさりしています。
確かにこの餃子は”飽き”が来ない、王道中の王道な餃子だと思います。
1人1皿は余裕で食べられるので、2人で3皿くらいがちょうどいいかもしれません。
サイドメニューも美味しい!・・・から売り切れが早い
鶏の唐揚 600円
もう半分くらい食べちゃった写真ですが・・・最初はたぶん9個入りくらいだったと思います。
ラーメンも特製きゅうりの丸漬も売り切れで残念だったのですが、唐揚にはありつけました。
ちょっと揚げすぎ感もある(フライヤーの中で放置されている感じも・・・)のですが、下味がちゃんと入った唐揚げで、これはご飯(またはビール)がめちゃくちゃ進みます。
正直、餃子屋なのに唐揚げ?と思っていたのですが、普通に美味しかったです。
ライス大 250円
ライスにはスープもついてきます。
このスープはどうせ中華屋さんにありがちな創味シャンタンを溶かしたアレでしょと思っていたのですが、味が違っていて、まろやかであっさりしていました。
餃子はあっさりめなので、ライスに合うのはむしろ鶏の唐揚の方だと思います。
餃子は2人で3皿くらいがちょうどいいかもと書きましたが、ライスと鶏の唐揚も食べたい場合は餃子は2皿でいいですよ。
『ミスター・ギョーザ』で焼餃子と唐揚げを食べた感想
帰りながら感想戦です。
久しぶりに焼餃子を食べたけど、めちゃくちゃ美味かったー!
※我が家は水餃子好きです。
キャベツ多めであっさり食べられる餃子だったね~
人気なのも分かる
餃子の王将より美味しいもん
鶏の唐揚も期待してなかったのに美味しかった!
人気のきゅうりの丸漬が無かったのが残念・・・
またお昼に来てラーメンときゅうりも食べたいね
人気があるがゆえに夕方には売り切れが続出してしまうのが残念ですが、再訪して食べてみたい気になりました。
餃子が王道で飽きの来ない味であり、サイドメニューも種類は少ないながらもしっかり美味しいのです。
この2点が京都人に愛される理由なのではないかと思いました。
2021年再訪:ラーメン&ギョーザ
醤油ラーメン
醤油ラーメン 612円
常連っぽい人たち(京都人?)はギョーザ+ライスが多い気がしますが、新参者からするとやっぱりラーメン&ギョーザの組み合わせも良いですよね。
こちらの醤油ラーメンは
これでいいんだよ
というお馴染みのお味。
たぶんオリジナルではなくて、既製品のよくある中華料理屋のラーメンスープだと思います。
そのため、京都のラーメンは軒並みしょっぱすぎな中、逆にちょうどいいお味になっております。
ギョーザ
餃子(6個:1人前) 306円
やはり欠かせない餃子。
結構な人たちは2人前を食べているので、餃子!と注文すると1人前でよろしいですか?と確認されます。
でも、ラーメンと餃子1人前でちょうどいい量っす・・・
食べてみると
やっぱりここの餃子うまいな・・・!
という感想。
300円台に値上げされてしまったのは悲しい哉。でも美味い!
アクセス
基本情報
住所:〒601-8464 京都府京都市南区唐橋高田町42
営業時間:11:30~20:30(木曜定休)※餃子なくなり次第終了
近鉄京都線の東寺駅から徒歩13分、JR西大路駅から徒歩14分です。
Webサイト
公式Webサイト:https://www.mr-gyo-za.com/
メニュー、お店のこだわりなどが掲載されている他、通販もあるので遠方からでも注文できます。
駐車場
店舗の前の交差点の斜め向かいという微妙な位置に駐車場があります。
3台分のスペースがあります。
持ち帰りの人はわざわざ駐車場には停めずに、お店の前に路駐している感じでした。
が、お店には路駐しないでくださいと張り紙がしてありましたので、ちゃんと駐車場に停めましょうね。
↓停めるところはこんな感じ
『ミスター・ギョーザ』の張り紙のところを利用しましょう。
また、この駐車スペースが満車の場合は、お店の向かい側に「唐橋高田町パーキング」というコインパーキングもあります。
8~20時は30分100円なので、行列に並んでから食べても1時間くらいなので200~300円になるかと思います。