以前にふらっと行ってみたところ予約完売で入れなかった中国料理店『美齢』に行ってきました。
『美齢』で『めいりん』と読むそうで、中華料理ならぬ中国料理店です。
“中華料理”は日本人向けにアレンジした料理というイメージがありますが、こちらは”中国料理”なので中国そのままの料理ということなのだと思います(と言っても中国は広いのでどこの料理なのかは分かりませんが・・・)。
食べてみた日替わりランチは予約必須なのも頷ける味と満足感でした。
ということで、『美齢』についてご紹介します。
中国料理『美齢』
いわゆる隠れ家的お店
のれんにも”隠れ家”と書いてありますが、その通りひっそりとした住宅地の細い路地にあります。
中も狭く、2人テーブル2つとカウンターで、2人×3組でいっぱいでした。
上に座敷席があるそうですが、お昼時に使っているのかは不明です。
↓お店の前はこんな感じの路地
たぶん車は通行禁止の路地だと思います。
自転車ですれ違うのもちょっときついくらいの細い道です。
予約必須
こんなところにある『美齢』ですが、かなり人気があるようで、予約必須です。
今回は平日に行くことにして直前に電話したのですが、席を確保できました。
お昼営業は11:30~14:00ですが、前半と後半の2部制になっており、後半13:00~で予約できました。
行ってみると満席だったのでギリギリセーフだったようです。
メニュー
石鍋麻婆豆腐などの名物料理のアラカルトもありますが、初回ということで日替わりランチにすることにしました。
以前は1,100円でコスパ良しと言われていたようですが、2020年11月時点では1,200円になっていました(それでもお得感はあると思います)。
『美齢』のランチを食べてみた感想
お茶
お茶がポットでもらえるのが嬉しいですね。
(いつもなのかは分かりませんが)この日は烏龍茶でした。
前菜とスープ
前菜3種と、海老とホタテ(?)のスープでした。
この前菜を食べただけで、
ここは美味い・・・!
と大興奮。
京都らしからぬ、塩っぱくないちょうどいい塩梅の味付けも良いです。
スープはかなりの海老感で僕は少し苦手な部類でしたが、海老好きな妻は気に入っていました。
イカと季節野菜の炒め
イカと季節野菜の炒めということですが、イカが見た目的にあれ?冷凍のやつ?お思ったのですが、これがめちゃくちゃ柔らかくて美味しい!(たぶん冷凍ではない)
次に出てきた魚の蒸し物と合わせてダブルメインみたいな感じで、どちらもごはんが進む美味しさでした。
蒸し物
カラスガレイの蒸し物でした。
最初は「カラスガレイ」と聞いて、よくスーパーでロシア産アメリカ産が冷凍で売ってるやつか~とちょっと残念に思っていたのですが、食べてみると美味しい!
ここのものが冷凍・外国産のものなのか、国産のものなのかは分かりませんが、素材はどうあれ上手く調理されていると思います。
ちょっと生臭いかと思ったけど、これオイスターソースの方か・・・
オイスターソースは苦手なんだけどこれは美味しい!
魚も春雨も美味い!
デザート
タピオカミルクでした。
最後に食べるにふさわしい、優しい味で満足感あり!
コースのように順に出てきて、味も良く、量的にもしっかりで、かなり満足感のあるランチでした。
これは予約必須になるのも分かります。
ということで、ランチで行ってみようという方は事前に電話で予約してくださいね。
再訪:ランチと名物料理を食べてみた
今回はランチ1人前と、アラカルトでいくつか注文してみました。
全員がランチ注文必須という訳ではないので、コスパの良いランチをシェアしつつ、アラカルトで好きなものを追加するのもアリだと思います。
ランチ
スープと前菜です。
スープは前回と同じでしたが、前菜は1品だけ違うものでした。
イカと季節野菜の炒めは前回と同じ。
相変わらず美味しいです。
蒸し物は今回は豚でした(前回は魚)。
好みの問題だと思いますが、個人的には前回の魚の方が美味しかったな~と思いました。
デザートは前回はタピオカミルクでしたが、今回は抹茶のババロアでした。
どちらも美味しかったです。
相変わらずランチはコスパ良い!
名物料理
石焼き麻婆豆腐 1,050円
クチコミにもいくつか登場していて、ランチでも注文するお客さんが多かったので気になっていた石焼き麻婆豆腐を注文してみました。
全く辛くないのに加えて、追い花椒しても”麻”感が足りないですが、旨味があって味は美味しいです。
好みが分かれそうですが、辛さや花椒が苦手な方にはベストな麻婆豆腐かもしれません。
個人的には、美味しいんだけど物足りないかなぁという感じでした。
その他の注文もご紹介します。
春巻き 250円
揚げたて熱々で出てきて美味しかったです。
ヤケド注意です。
あさりとレタスの炒飯 1,000円
日本人的にはべっちょりめの炒飯に感じますが、中国の炒飯ってこんなもの(上海でもそうでした)なのだと思います。
かなり甘めの味付けなのも中国っぽいです。
日本の炒飯が好き(例えば餃子の王将)な方にはオススメしません。
この炒飯だけで1,000円なら、やっぱりランチ1,200円の方を頼む方が満足度が桁違いだと思いました。
アクセス
基本情報
住所:〒602-8215 京都府京都市上京区元誓願寺通大宮東入寺今町511
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00(月曜定休)
地下鉄烏丸線の今出川駅から徒歩13分です。
Webサイト
Webサイトはありません。
駐車場
駐車場はありません。