出町柳というより下鴨神社のすぐ横と言った方が分かりやすいと思いますが、ケーキショップ『ラマルティーヌ』に行ってきました。
建物や内装からしてヨーロッパっぽいのですが、肝心のケーキの方もかなりの本格派で、これはプロの作り・味だな~と唸ってしまう美味しさでした。
ということで、『ラマルティーヌ』についてご紹介します。
下鴨の本格派ケーキショップ『ラマルティーヌ』
1998年オープン
1998年のオープン以来、京都下鴨の地でケーキを作り続けているそうです。
公式サイトによれば、
どこにもないような美味しさを求め、素材の組み合わせや味のバランスからケーキの形にまでオリジナリティを追求して参りました。これからもケーキを愛する皆様にわくわくしていただける美味しさをお届けするため、日々新しいケーキ作りにチャレンジしていきます。
とのことで、実際に食べてみた感想(後から詳しく説明)としても、手の込んだ作りであったり、素材の組み合わせだったり、こだわりを感じました。
ケーキは500~600円の価格帯です。
建物も内装もヨーロッパ感
店名の『ラマルティーヌ』とはフランスの詩人(それを冠したフランスの通り名)にちなんでいるそうで、お店の建物も内装もヨーロッパ感(これがパリ感?!)があります。
ケースには気になりまくりなケーキたちが並んでおり、2人で食べるのに、思わず3つ買ってしまいました・・・。
ちなみに、この写真の反対側(背中側)には焼き菓子も販売されていましたので、そういう手土産を買いたい方も使えるお店です。
『ラマルティーヌ』に行った経緯
個人的な経緯ではありますが、実は役に立つかも?!と思ったので書いておきます。
どうしても今日はケーキを食べよう!と思い立った日が水曜日だったのですが、近くの洋菓子店の半分以上は水曜日が定休日のようでした。
これまであまり意識していなかったのですが、販売業は水曜休みが多いという説も。
それで、水曜休みではなく、車で行ける(停められる)洋菓子店はないかな~と探して見つけたのが『ラマルティーヌ』でした。
駐車場はないものの、下鴨本通りに面しているので路駐も可能なので、車で行くには便利な場所だと思います。
『ラマルティーヌ』のケーキを食べてみた感想
チョコレートケーキ
チョコレートケーキ 590円
冷蔵庫に入れていたにも関わらず、外側のチョコレートが滑らかな柔らかさ(なのに垂れない!)という絶妙さなのにまずびっくり。
食べてみるとチョコレートの芳醇な香りが広がり、様々な食感と味が楽しめます。
それもそのはず、中身を見てみるとこちら。
5層構造くらいになっているこの手の込みよう!
一番上にはカリカリのチョコレート菓子とアーモンドもあってアクセントになります。
何これ?!めっちゃ美味しい・・・
すごい!これぞプロの仕事だねえ
と、一口食べて『ラマルティーヌ』のケーキの虜になってしまいました。
ピスタチオのケーキ
ピスタチオのケーキ 490円
僕がどうしてもピスタチオ系のスイーツが好きなのであると買ってしまいます。
まず見た目にめちゃくちゃ美味しそうな干しブドウが乗っていますが、見た目の通りめちゃくちゃ美味しかったです。
これだけでも、素材をちゃんと厳選しているというポリシーが伝わっています。
ショコラケーキと同じく、こちらも中身はこのくらい手の込みようです。
柑橘系のジャムというかゼリーを組み合わせていて、ピスタチオとの相性が抜群でした。
ピスタチオやっぱり美味い!これがいちばん好き
柑橘系と合わせるの珍しいね!
タルト・オ・フロマージュ
タルト・オ・フロマージュ 490円
これだけショーケースの上段に多めに用意されていたので、『ラマルティーヌ』の人気商品なのかもしれません。
“タルト”と付いている通り、チーズケーキの底と背面にはパイ生地が使われていて、カリッサクサク食感も楽しめます。
私はこれがいちばん好き!
こっちはチーズケーキとして美味しくて、前のはチーズが美味しいって感じだ
以前に食べて美味しかったチーズケーキは『ガトードミエル』のものでした。
▼詳しくはコチラ
3つのケーキを食べてみた感想
感想戦です。
どれも手が込んでいてプロの仕事だ
ショコラとフロマージュで悩むけど、いちばんはフロマージュかな
味が好きだからピスタチオ!
どれもめっちゃ美味しい!
今のところ京都で食べた中ではナンバーワンかも
ということで、水曜定休ではなくて車で行けるお店と消去法で選んだにも関わらず、大当たりでした。
リピート訪問!さらに2つのケーキを食べてみた感想
リピートした経緯
1ヶ月ほどでリピートしました。
あそこのケーキ美味しかった・・・
また買ってきたい!
と、新規のお店に行きたい派の妻にしては珍しく、リピート希望でした。
京都に来てからちょくちょく洋菓子屋さんを新規開拓してきましたが、こんなにすぐリピートしたのは初めてです。
モンブラン
モンブラン 580円
他の何層構造になっているケーキと比較すると、モンブランはシンプルな正統派でした。
中身は甘くない生クリームでさっぱり仕上げています。
中のクリームが甘くないのが良い!
中も全部栗クリームの方が好きなのにな~
と、好みの問題で評価は分かれました。
洋梨とキャラメルのムース
洋梨とキャラメルのムース 480円
こちらは前回のショコラケーキやピスタチオケーキと同じように、中が層に作り込まれているものでした。
どうもここのケーキ屋さんはいくつかの味を層にして組み合わせることを得意としている印象です。
洋梨とキャラメルのムースは、洋梨のフルーティーな甘さに、キャラメルの苦味が映える美味しさでした。
キャラメルの苦味をしっかりと感じられるところがポイントとなっている大人なケーキだと思います。
再々訪問!さらに2つのケーキを食べてみた感想
ショコラ
ショコラ 420円
価格的に安い方のケーキなので定番中の定番という感じなのかも。
相変わらずの層っぷり。
シンプルなのだけど、チョコレートの様々な表情が出てくる楽しさがあります。
店員さんに聞いたところ、『ラマルティーヌ』のケーキはほとんどお酒(リキュール等)を多少は使っているようですが、この「ショコラ」は珍しくお酒を使用していないとのこと。
ミルフィーユ
ミルフィーユ 480円
固めのパリッとしたミルフィーユです。
ザクザクとした食感が楽しく、甘すぎない味付けも含めて、飽きのこないケーキだと思います。
こちらも層ぐあいはこんな感じ。
『ラマルティーヌ』は本当に層にするのが好きというか、もはや層のケーキしかないくらい。
どれも作るのが大変そうですけど、プロっぽさが出ますね。
2023年1月 久々の訪問
看板商品はやっぱりチーズタルト!
珍しく空いている時間帯だったようで、店員さんとゆっくりお話しできました。いつもは忙しそうで、なかなか話しかけられず、嬉しかったです。この日のケーキのラインナップはこんな感じ。
↑やっぱり、看板商品はチーズタルト(タルト・オ・フロマージュ)だそうです。ずば抜けて美味しかった記憶あります。エクレアとシュークリームも上段に並びます。
このお店のケーキは、いつ見ても美しくて美味しそうです。昨年下半期の物価高騰で、多少値上げしていましたが、他店よりクオリティに対して価格がお手頃というのが魅力だと思います。
シュークリーム
店員さんがチーズタルト(タルト・オ・フロマージュ)と並んで看板商品だとおっしゃっていたのが、このシュークリーム。看板なのに今まで無視してた…と、すかさず購入。
生地が硬めで好み!
生地はほんのりキャラメル風味でサクサク、中はカスタードのみのパターンでした。カスタードは、これでもかというくらいたっぷりでした。これは確かにうまい。おすすめです。
アクセス
基本情報
住所:〒606-0817 京都府京都市左京区下鴨西林町22
営業時間:10:00~19:00(火曜定休)
京急本線の出町柳駅から徒歩15分です。
Webサイト
公式サイト:http://www.kyoto-lamartine.com/
駐車場
駐車場はありません。
すぐ近くのコインパーキング(タイムズ)を利用するか、面している下鴨本通りが2車線なので路駐も可能です。