パン激戦区と言われる京都において、ローカルチェーンながら抜群の人気を獲得しているのが『志津屋』です。
京都に移住してきて初めてその存在を知りましたが、まずは定番のカルネを食べてみて、京都のソウルフードと呼ばれる実力に納得しました。
そこで『志津屋』にあるたくさんの種類のパンについて、どういうパンなのか?どれが美味しいのか?調査してみることにしました。
随時更新で『志津屋』のパンを食べた感想をご紹介します!
[2020年1月追記]どうやら軒並み10円ほど値上げされたようです。分かる範囲で値段を更新していますが、最新情報は公式サイトや店頭でご確認下さい。それにしても正直高くなりすぎて中身と釣り合わない(コンビニに勝てない)気がします・・・。
『志津屋』のメニュー大解説
メニュー分類
『志津屋』の公式Webサイトにあるメニューを元に分類しています。
ただし、すべてのパンが掲載されている訳ではないので、このパンはここだろうという僕の予想が入っていることをご了承ください。
各パンについて写真でご紹介するとともに、独断と偏見に満ちた超個人的なオススメ度を星(★)で表しています。
- ★★★:何度もリピートして買っているほど美味しい
- ★★☆:たまーにリピートしてもいいかなという美味しさ
- ★☆☆:1度食べればそれでいいかなという美味しさ
サンドウィッチ
京カルネ(★★★)
京カルネ 200円
『志津屋』の代名詞、京都民のソウルフードと呼ばれるカルネです。
いつの間にか京都の”京”が付いて、京カルネに改名されました(そして10円値上げ)。
丸いフランスパンでハムと玉ねぎをサンドしていて、玉ねぎのアクセントが絶妙で、安っぽいのに飽きが来ない味です。
最初に食べるならカルネ!迷ったらカルネ!
ミニカスクルート(★★★)
ミニカスクルート 210円
細くて硬めのフランスパンにハムとチーズがサンドされています。
普通のカスクルートの半分サイズがこのミニの方。
カルネの玉ねぎが微妙だという人は、玉ねぎなしでチーズが入るカスクルートの方が好きかもしれません。
ミニカスクルートがいちばん好き!
オリジナルサンド(★☆☆)
オリジナルサンド 520円
定番のサンドイッチで、パン→トマトきゅうり→パン→レタス→ハム卵→パンとなっています。
一気に食べるのはめちゃくちゃ食べにくいし、味も分からなくなるので、トマトきゅうりとハム卵に分けて食べることをオススメします。
間にある申し訳程度のレタスの切れ端がいらないと思います。
味的には普通オブ普通で、正直これならコンビニのサンドイッチの方が美味しいかも。
特徴的な点としては、トマトきゅうりには辛子マヨネーズが塗ってあって、ピリッとしたアクセントがあるのは良いと思います。
これで500円超えはちょっと・・・どうなんだろう、コンビニでサンドイッチ買っちゃいますね。
▼水曜日はサンドイッチの日
全店なのか分かりませんが、水曜日はサンドイッチの日らしく、少しだけ安かったので買ってみました。
通常料金と比べると約5%(税込で26円)だけ安かったです・・・。
めちゃめちゃ微妙!
ビーフカツミックスサンド(★☆☆)
ビーフカツミックスサンド 420円
ちょっと分かりにくいですが、トマトきゅうりとハムたまごで1セットになっていてそれが両側に2つと、真ん中にビーフカツサンドが入っています。
トマトきゅうりとハムたまごで1セットというのが、無駄な味付けがなく素朴な感じで美味しいんだけど、めちゃくちゃ食べにくいです。
ビーフカツサンドはパンが少しだけトーストされていてソースが染みて、たぶん多くの方が予想する通りの味。
ちょっと高いかな~という気がするので★1つです。
菓子パン
ホワイトキャラメルロール(★★☆)
ホワイトキャラメルロール 180円
菓子パンの中で1番人気なのだというホワイトキャラメルロールですが、これは食事のパンというよりも、おやつのパンだと思ったほうが良いです。
とにかく甘い。
断面はこんな感じ。
こう見るとあんまり中身が詰まっていないように見えますが、キャラメルクリームが甘々なので、これくらいでも十分すぎます。
僕はコーヒーが無いと食べられないと思いましたが、確かに、これが好きだと言う甘党の人がいるのは分かるという感じです。
甘党にはオススメ!
たっぷりクリームパン(★☆☆)
たっぷりクリームパン 190円
パンがふわふわで名前の通りクリームがたっぷりなので、持った時にクリームの重さでパンが曲がってしまうくらいです。
志津屋のラインナップの中ではかなり人気の商品のようですが、個人的にはイマイチ。
半分に割るとこんな感じ。
クリームの水分がしみ出てパンがぐちゃっとしてしまっているのが残念でした。
甘すぎないけど、やっぱり甘いので飲み物必須です。
これは・・・半分でいいなあ。
ザ・アンパン小倉(★☆☆)
ザ・アンパン小倉 180円
正統派のアンパンで美味しいです。
ただ、あまりにも普通すぎて、これをわざわざ志津屋で買うか?180円か?と考えると、リピートしようとは思えませんでした。
中はこんな感じ。
餡がたっぷりつまっています。
普通のアンパンです
【京都駅限定】抹茶アーモンドクロワッサン(★☆☆)
抹茶アーモンドクロワッサン 280円
正直に言って最初は見掛け倒しかなと思ったのですが、ちゃんと抹茶の香りがします。
アーモンドは簡単に剥がれてしまうので持ち運びに注意です(持って帰ったら袋の中にアーモンドが散らばっていました)。
中にはカスタードクリームが波状に入っていて、食べる箇所によって味の変化が生まれるのが楽しいです。
でかすぎるので小さくして安くして欲しい・・・
おかずパン
ニューバード(★★★)
ニューバード 210円
パンにカレーが練り込まれていて、中にはウィンナーが入っています。
ありそうでなかったパンという感じで、揚げている油っこさはあるものの、カレー風味も相まって食欲がそそられます。
中はこんな感じ。
個人的にはかなり好きなのだけど、300kcalあるのでカロリーが気になる方は注意です。
カロリーなんて気にしない!という時にはオススメです
ラングドッグ(★☆☆)
ラングドッグ 190円
フランクフルトをパンで包んだもので、いわゆるウィンナーロール。
味付けはケチャップとシンプルで、まあ普通に美味いです。ていうか普通です。
中はこんな感じ。
普通オブ普通!
【京都駅限定】プレミアムあらびきドッグ(★★☆)
プレミアムあらびきドッグ 230円
ラングドッグを大きくして焼いたマヨネーズを乗せてプレミアム感を出した感じです。
京都駅店限定ということで釣られて買ってみましたが、上の焼けたマヨネーズにハーブが少しだけ混ざっていて爽やかだったり、中のウィンナーが上手く固定されていて抜けてこないので食べやすかったりと、細かい工夫が光る逸品でした。
京都駅店に行った際にはお試しあれ!
フランスパン
購入したら書きます。
食パン
スノーブレッド(★☆☆)
スノーブレッド 230円
志津屋の低価格食パンで、”小麦の風味を楽しめるしっとり柔らかい食パン”と紹介されていました。
これはちょっと中途半端感が否めません。
最近はスーパーで100円の食パンでも結構美味しいのがあるので、それと比べると倍の値段の価値は感じられませんでした。
スーパーの食パンでいいわ・・・
季節商品
夏のオリジナルサンド(★★☆)
夏のオリジナルサンド 380円
トマトきゅうりと卵カレーのサンドイッチ。
さっぱりさとカレーのスパイシーさが相性抜群なのだけど、いかんせん非常に食べにくい。
同じものが3つ入っているので、1人で食べるよりシェアして食べるのに向いています。
カレー好きにはオススメ!
サラダチキンサンド(★★★)
サラダチキンサンド 390円
2019年9月の新商品でしたが、志津屋のサンドイッチ系でいちばん美味しかったです。
あっさりめのシーザードレッシング味という感じで、少し辛味があるのが良い(後からWebでチェックしてみたら柚子胡椒でした)。
見た目にはチキンをケチッてレタス多めにした?と思われるかもしれませんが、食べてみるとレタス多めなのが素晴らしく、全体としてよくまとまっている美味しさでした。
担当者さん、定番メニューに入れて!
デザート
新エクレア(★☆☆)
新エクレア 150円
以前のものを知りませんが”新”なのだそうです。
皮の味がちょっと強めのエクレアですが、コンビニの品に勝っている気もしないので★1つです。
まとめ
京都ローカルの『志津屋』のパンについて写真付きでメニューを解説してみました。
個人的には、やっぱり『志津屋』の定番とされるカルネ、カスクルートがオススメです。
カレー風味が好きな方はニューバードもお試しください。
一度にたくさんた試せないので、ちまちまと買って食べて随時更新でご紹介していこうと思います!